【スタッフ日記】鰤大根とガストロバック
みなさまメリークリスマス!
安ちゃんです。
今年も我が家のどデカいツリーは健在です。年々飾り方が雑になっていますが、賑やかなのは良い事だ!と考えて気になりません。
先日、我家の近所にある創作イタリアンで有名なお店に行ってみました。
千葉県の地元食材を使った料理は、全てがいままで口にしたことのない味のオンパレードで、それが全て【衝撃的に美味しい】以外に味を表現することが出来ず、一品一品に趣向が凝らされている遊園地の様なレストランでした。
その中のひとつに『鰤大根』と書いてあるメニューがありました。
意外に普通…。と思っていましたが、いざテーブルに乗った鰤大根は、私の知っている鰤大根ではありませんでした。
皮目を焼いた鰤のお刺身と、栗?の様なものが並んでいるだけ。
一品ずつシェフの説明がありますが、これは、ガストロバックといつ調理器具を使った料理とのこと。
すかさずテーブルの下でスマホをポチポチ検索してみると、圧力鍋の逆。減圧鍋の様です。
圧力鍋は、加熱する事で圧力を上げ、細胞を壊して調味液を食材に浸透させるもの。
ガストロバックは、逆に減圧することで、加熱もせずに食材に調味液を浸透させることが出来るそうです。
この鰤大根、シェフ曰く、鰤のお刺身に大根のエキスを浸透させたものと、大根に鰤のエキスを浸透させたものの組合せとのこと。
なるほど、お刺身なのにコク深い鰤大根の旨味が溢れる、これまた新感覚の刺身でした。大根はしっかり魚の味がしました。
この後に『追い鰹』というメニューもありました。
鰹の刺身に鰹のアラを煮詰めて作った鰹出汁を浸透させて、鰹の旨味を凝縮した刺身は究極の鰹でした。
鰻の焼物にも、鰻の骨を煮詰めた出汁を浸透させてから焼くなど、とにかく旨味の濃縮がすごい料理でした。
なんでも自分でやってみたいワタクシは、「ガストロバック買うしか無い!」と、テーブルの下でネットショップでガストロバックを検索しました。
ガストロバック 80万円也。。。
静かにスマホを置きました。
プロにお任せした方が良さそうですね!
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