【スタッフ日記】タコ釣り!!

みなさまこんにちは、安ちゃんです。
先日、夏の東京湾の風物詩、江戸前タコ釣りに行って参りました。
昨年は、全国的に10年に1度、20年に1度と言われるほどのタコが湧き、大当たりの年で、友人達から何度も誘われたにも関わらず、なんだかんだと忙しくて釣りに行く事が出来ずチャンスを逃してしまいました。

今年の様子は、今の所まぁまぁ、例年通りという感じだそうです。
「タコ釣り?タコって蛸壺で取るのでは?」
とよく言われますが、好奇心旺盛なタコさん達は水中で動く大概の物に反応して背後からバサッと被さってきます。ワタクシの感覚では、しっかり沈んで動かす事さえ出来れば、筆箱でも眼鏡ケースでも何でも寄ってくる気がします。そこに大きめの針を付けて、タコが被さって重みを感じたら一気に引揚げる。それがタコ釣りです。
私は最近東京湾のタコ釣り主流の蛸餌木と呼ばれる仕掛けで挑戦しました。

タコが乗ってきた感覚をつかむコツさえ分かれば、比較的簡単な釣りです!
↓のように仕掛けに抱き付いた形で海面に上がってきます。

でも、タコの凄いところで、一瞬の油断で逃げ出してしまいます。

捕まえたら捕まえたで手に絡みついて来ます。

今回は無事、我家1年分のタコの在庫を確保出来ました!

生ダコはヌルヌルで、いくら水で洗ってもなかなか落ちません。
通常は『塩揉み』といって、粗塩で揉み込む事でヌルヌルをとるのですが非常に重労働でもあります。
私の裏技は、ヌルヌルのままフリーザーバッグに入れて冷凍します。一度冷凍したタコを解凍して水洗いすると、”あら不思議”、簡単にヌルヌルが落ちます。生ダコの処理には是非お試し頂きたいワザです!
そして、冷凍するもう一つのメリットは、タコが柔らかくなる事です。よく擂り粉木で叩いたりすると柔らかくなると言いますが、そんな事はしなくても解凍するだけでタコの細胞壁が壊れ、筋肉も壊れて柔らかい肉質になります。これは、イカにも同じ事が言えます。新鮮なイカは肉質にハリがあって食べにくいです。新鮮なイカが手に入って、お刺身で食べるなら是非一度冷凍してみて下さい。解凍時に細胞壁が壊れて旨味も増えます。
今回は、タコのフルコースを作ってみました!
まずイチオシのタコ飯!そして唐揚げ。ゆでだこ、アヒージョ、バターニンニク炒めと色々作ってみました! 全部100点! 素材が良いので全部美味しい料理が出来ました!

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