【スタッフ日記】ギターのレリック(エイジド)加工

みなさまこんにちは、安ちゃんです。

前回同様、マニアックなギター談議が続きます。。。

前回、新しいギターをヴィンテージ色に塗り替える作業についてご紹介しました。

ワタクシにとって、あの様な作業はまだまだ序の口です。

ギター業界では、特定のギターに関して、古ければ古いほど価値があるというヴィンテージギターが存在するというお話は何度かご紹介しました。

それらのギターは数千万円~数億円まで、庶民ではとても手の届かない金額となっています。

古いギターは当然経年でボロボロになっています。
金属パーツは錆び、塗装は退色、ひび割れ、輝きは無く、ぶつけたり、引っかいたり、擦れたりの傷だらけ、下地の木も見えてきてたりします。

まずは、ギターを60年間弾くとどの様な見た目になるか、ご覧ください!


いかがでしょうか?ボロボロですね~!
これが何千万円のくすんだ輝きです!!

そこから、数千万円のギターを買えない庶民ギタリストの思考が下記のようになっています。

① 60年前のヴィンテージギターは材料も良く、大量生産ではないので作りも丁寧で音が良く価値がある

② 60年も経っているので塗装もはがれ、見た目はボロボロ

③ ボロボロのギターは格好いい


新品でもいいから、ボロボロのギターが欲しい!!!!

という、常人には良く分からないであろう、何段論法かの思考になっているギタリストが非常に多いです。

そこでギターのメーカーさんは考えます。

『見た目だけでもヴィンテージ風のボロボロギターを作ろう!』

そうです、本来は古いギターは音が良い。という所から始まったボロボロギターに憧れるあまり、『ボロボロのギターが欲しい!』という何段階か飛び越えたニーズが生まれているのです。

新品ギターをあらゆる手法を使って傷つけ、劣化させ、汚れさせ。。

塗装も傷だらけで、中には塗装が剥げて木材がむき出しになっている『新品ギター』を作ります。
これをレリック(エイジド)ギターと言います。

そして今度は、“レリックにするのがリアルに滅茶上手な職人”が生まれ、その人が作るボロボロの新品ギターに付加価値がついて数百万円の価値を持つ。。。

新品の綺麗なギターが30万円~50万円で買えるとすると、それをわざわざボロボロにしたギターが100万円~600万円と、これまた付加価値で凄い値段になって来ています。既にレリックギターでさえ庶民の手が届かなくなりつつあります。
もはや、何が正義なのか分からなくなってきます。。。

 

実はワタクシ。。。自分で言うのもなんですが。。。このレリック加工の技術も中々の腕前を有しておりまして、自分のギターもこのエイジド加工を施したりしています。

そう、かくいうワタクシもボロボロのギターに憧れているのです。

ただ、傷つけるのは高級ギターでなければいけません。

安物ギターを傷つけた所で、ボロボロの安物ギターにしかなりません。

買えば数十万円もする高級ギター、本来は傷一つ付いただけでも涙を流して悲しむものです。
それをわざわざボロボロにするのは大変な勇気がいります。もしかしたら失敗して使い物にならなくなるかもしれません。そこは勇気を持ってやるしかありません。

数年前の作業ではありますが。。。。
ワタクシの場合、ギターコレクションの中から、こちらの高級ギターをレリック改造の為に抜擢しました! 若かりし頃、コツコツと真面目にパチンコ屋さんに通って、一生懸命に貯金したお金で購入した高級ギターです。
高級家具のようなゴージャスなギター。既にこれ自体年代物となっていますが、まだまだ美しいです。

メイプルの虎目と言われる木目が美しく浮かび上がる、見るからに高級感あふれるギターです。

とても気に入っています。気に入っているからこそ、このギターを清水の舞台から三段跳びで飛び降りる覚悟でボロボロにしました。
着手するまでに何か月か心の準備が必要でした。

 

そして。。。。。。。エイジド加工の結果。。。。。。

 

こうなりました。。。。

『きっったねぇ~~~!!!』
という言葉が良く似合う、美しかった姿が思い出せない程、無残にボロボロで格好良くなりました。

もう少し細かくご紹介しましょう!

・・・・・まだ読んでくれている方、いますか~???
また、マニアック過ぎて誰も付いて来てくれていない気がしますが、続けます!

ヴィンテージギターの塗装は長年の温度変化で膨張と収縮を繰り返して割れ、無数の線が入っています。あとは60年間使ったらどこに傷がつくのか。。。どんな傷がつくのか想像力を膨らませながら(←これが大事)、トンカチで叩いたり、ドライバーで叩いたり、こすったり、削って綺麗な木の下地が見えた所は着色て古い色にしたり。。。。丁寧に丁寧にボロボロにしていきます。
こりゃ人件費掛かるな。。。という作業です。
↓60年使った風の見た目です。

ワタクシは、塗装を冷却スプレーで急激に凍らせてから、ヒートガンで熱を加えて急激な温度変化によって塗装を割ります。
温度変化で割れるという事実に変わりはなく、見た目は本物と遜色なく、同じようになります。あと細かい傷はナイフで手描きします。

そしてベルトのバックルが当たる裏側も入念に、ホンモノのベルトのバックルを何百回も叩きつけて傷つけます。

プラスチックパーツは割ってみたり、サンドペーパーや鋭利なもので削って、その削り溝にインクを刷り込んで汚れと経年感を出します。

金属パーツは弦の流れに沿って腐食液で錆びを浮かせます。
はい、マニアック過ぎる説明はもうこの辺でやめておきます。

ホンモノよりホンモノっぽいオンボロさ加減になりました。

ワタクシ的には数億円ギターに負けないルックスのボロボロ具合、ゴージャスレリックギターが出来ました。

完璧です。

ホンモノを知る方はきっと笑われる事でしょう。

完全な自己満足の世界です。でも趣味ってそんなもんですよね!!笑

【スタッフ日記】休暇の過ごし方

皆様こんにちは、安ちゃんです。
先日、少し遅い夏休みを頂きました。
今年の夏休みは雑用予定が詰まっていたので、大忙しで過ごしましたが、ある日の午後、突然の予定変更でやる事がなくなってしまいました。

はて⁇ どうしたものか…

折角のお休み、何もせずに過ごすなど勿体無いと、捻り出す様にやる事を探しました。

よし!ビジュアルがイマイチ気に入っていないギターの塗装を塗り替えよう!

そうと決まれば即行動!とにかく時間がない!(普通、ギター塗装を半日で塗り替える人など絶対に居ません。)

↓このギター塗装、どうも安っぽくて如何にも新品ピカピカ、塗装塗りたてのクッキリハッキリのビジュアルがどうもシックリ来なくて、あまり手に取る事もなく勿体無いと思っていました。

私の完璧な理想形イメージは↓の様な色です。
これはネットから拝借した画像ですが、1966年製だそうです。


これは約60年の時を経て、紫外線の影響や塗料の経年変化によって、黒色が薄く退色した結果、赤の塗装だけが残った状態です。

恐らくギターを弾かない皆さんには、「何のこっちゃ⁇⁇」だと思いますが、この経年変化した色がヴィンテージ感を醸し出していて堪らず格好良く見える訳です。

早速、パーツを外して塗装を全部剥がしていきます。


今回はサンダーで一気にズル剥け状態にしました。

スミマセン、身体中塗装の粉だらけで必死に作業したもので、その状態の写真を撮り忘れてました。。。

そこからは、ヴィンテージギターの写真を見ながらの塗装作業。

実はワタクシ、この作業が異常に得意で、塗料の調色から、塗装の濃淡など、プロの職人の人からも「どうやって再現してるんですか?」と良く聞かれたりします。隠れた才能かもしれません。

塗装に要した時間、約15分。
着色後、艶消しのクリアラッカーを薄く吹いてすぐに終わります。

↓の写真が完成品です。いかがでしょうか?
理想のビンテージ色に限りなく近い塗装が出来ました!


お気に入りの色に生まれ変わったこのギター、今後は手にする機会が格段に増える事、間違いなしです!

有効な休日の午後を過ごすことが出来て満足です!

【スタッフ日記】ネットシステム

みなさまこんにちは、安ちゃんです。

生ゴミのカラス問題、全国どこでもあると思います。

我が家が出させて頂くごみ収集場でもカラスの荒らし問題が深刻な時期がありました。もう10年程前になりますが、カラス対策としてネットを設置しました。

軽量アルミパイプ2本とネット、雨どい用半丸金具が2つあれば出来る簡単なネットシステムです。

効果はテキメンで、カラスの荒らし被害は無くなりました。今もそのネットシステムは健在で、問題なく利用しています。

ポイントは、横の部分に侵入出来る空間を作らないことです。

使わない時には上のパイプに設置した雨どい金具に掛けておけば邪魔になりません。

こうしておけば、スッキリ!

暫くすると、隣のごみ収集場の近所の方から『こちらにも設置して頂けませんか?』とワタクシの親が頼まれ、『良いですよ〜♪』と二つ返事で安請け合いしてしまうので、ワタクシ再び材料を仕入れて設置してあげました。

すると、あそこに頼めばやってくれるという口コミが広がり、幾つもの設置依頼が来るようになりました。

幾つかは設置したものの、このままでは街中の設置で破産してしまうと思い、ネットシステムを作るのに必要パーツリストと作り方段取りのプリントを作って自治会班長さんに渡しておき、それ以降はDIYで其々に作って頂くことにしました。幾つかはそれを参考に作られただろうと思われるネットシステムを散見します。

基本的には皆さん下の写真の様にネットだけ準備して、ごみ回収日に上から掛けるだけですが、カラスはネットを引っ張って簡単に侵入してしまいます。

そしてこれは恐らくワタクシの図面を参考にされたパイプ式。

街中に設置されたネットシステムを眺めるのも意外と楽しいです。

【スタッフ日記】夕焼け

みなさまこんにちは、安ちゃんです。

太陽がつくる美しい自然現象は沢山ありますが、皆さんは何が好きですか?

虹、オーロラ、ダイヤモンドダストやサンピラー、ハロー現象、朝焼け、夕焼け。。。美しい現象は色々ありますが、ワタクシは特に夕焼けが大好きで、大人気なく前のめりで夢中になって見惚れてしまいます。

休みの日など、綺麗な夕焼けが見えそうな予感がすると、突然テンションが上がって、家族にも黙って慌てて家を飛び出して、夕焼けが見える丘の上まで車を飛ばして眺めることもしばしばです。

先週末の夕方、買い物の帰り道もそんな予感がして、急遽帰宅路を変更して丘の上に車を走らせました。夕焼けが綺麗な時間は一瞬で、刻々と表情を変えていきますので、スピード勝負なのです。

久々に綺麗な夕焼けを見る事が出来ました。

今回は見惚れていたため、ベストタイムに写真を撮るのを忘れてしまいましたが、それでも美しさは伝わると思います。

下の写真の左下にはうっすら富士山のシルエットも見えます。

夕焼けの色は季節によって変わります。空気中の湿度の違いです。湿度が高いと赤みが強くなります。

やはり綺麗な夕焼けには雲がポイントになります。頭上に雲があって、西の果てには雲がないのが条件です。

この日は運良く好条件で、日暮までゆっくり堪能出来ました。

【スタッフ日記】花火大会

皆様こんにちは、安ちゃんです。

先週、ワタクシの地元で花火大会がありました。

今年は、サイモンズの地元、神田の町会の皆様と一緒に花火鑑賞です! 会社でもご近所付き合いは大切。遠路はるばるワタクシの地元の花火大会にお越し頂いて感激です。

都内にも有名な花火大会は多々あれど、その人混みたるや、将棋倒しを心配するほどで、花火を楽しむどころではないイメージです。

かくいうワタクシも何度も挑戦し、友人たちとはぐれたり、あまりいい思い出は御座いません。

それに比べて我が地元の花火大会、花火が始まる2~3時間前に田んぼの畔道を車で走り、花火打ち上げ地点の至近距離まで行きます。

駐車は、ここぞとばかりに空地を『臨時駐車場』と称して貸し出している農家さんの空地に停めます。そこここで集金に励む農家さん達が沢山居て、臨時駐車場の料金は農家さんによってまちまち。料金表示もなく、2千円~2万円まで様々です。遠方から車で来た方は、それが相場だと思い、渋々2万円払っている様です。流行りのダイナミック・プライシングというやつでしょうか。。。。勿論ワタクシは2千円で停めさせて頂きます。

そこから畦道を歩いて、より至近のエリアを確保したら、椅子やテーブル、レジャーシートを広げて皆でワイワイと酒盛りします。遮るものも何もなく目の前に打ちあがる花火は、お腹に『ドンドン』という破裂音を響かせながら楽しむことが出来ます。

※完全に逆光で丁度良く顔も隠れた写真で当日の雰囲気だけでもお伝えします。夕暮れ時から畦道で始まる宴会です。


地平線に日の入りが見えるのは田舎ならではの景色です。日の入りからまもなく花火大会が開始されます。

普段は、東京の大都会で飲食店や画廊などを営んでおられる経営者の方々ですが、この日だけは我が地元で田んぼの稲を背景にポーズです。

さすが神田の方々、人情味溢れる江戸っ子気質で、ワタクシ自身、例年の何倍も花火大会を楽しむことが出来ました! 名残惜しさを残しつつ、『また来年も一緒に!』と約束し、いまから来年が楽しみです!

「皆を笑顔にする花火師さんの仕事って素晴らしいなぁ・・・」などと考えながら夜空を見上げていました。
花火の打ち上げ数も2尺玉4発を含む計2万発強と、田舎なりに頑張っている花火大会で素晴らしいイベントでした。
はやくも来年が待ち遠しい~~!!

 

【スタッフ日記】ブルース・リー

皆様こんにちは、安ちゃんです。

今日は社会問題の考察です。

『人種差別』

既に響きが重いテーマです。。。
でもここはスタッフ日記、もう少しライトなワタクシの経験話です。

先日、日本在住のアメリカ人と話していた際、

「『外人』という呼び方に差別を感じる。」と言われてちょっと驚きました。

ワタクシは、日本人が一般的にガイジンという時には、日本人との区別でいう場合が多く、そこに見下す様な差別的な意識はないと思う。。と伝えました。
しかし彼としては、どれだけ日本語を話し、日本文化に馴染み、日本社会の一員と感じていても、常に「あの外人」という扱いで、とても排他的に感じる。というものでした。

なるほど… 本人からしてみるとその様に感じるのも何となく理解が出来ました。 これは難しい問題で、言っている方に悪気が無くても、差別意識を感じる人が居るならば配慮の必要がある。というのは当然です。

そんなことを考えていた時に、ふと思い出しました。

以前も書いたことがありますが、ワタクシ若かりし青春時代をアメリカとスペインという国で過ごしました。

アメリカには白人も黒人もヒスパニックも居て、アジア系も混じるので、構図は意外と明確。人種の違いから区別意識、差別意識、排他意識があるのは勿論分かりますが、社会全般の「人種差別」に対する意識もつよく、表向きにあからさまな差別が自分の身に降り掛かるという経験はしていません。

もしかすると、ワタクシ自身が社会人でなく学生だったこともあり、日本人・世界最優秀民族説を信じていた(いる)ので、世間の動きを把握しきれていなかったのかもしれません。

一方で、スペインは少し様子が違いました。 スペイン人内に細かい人種の違いはあり、人種差別の対象は国内にはあれど、ある意味大枠で同じ人種がほとんど。そういう意味では日本に近かったと思います。

現代とは違い、まだスペインの街中でアジア系を見かける事がなかった時代、子供たちは町で唯一のアジア系のワタクシを見ると、「ママ、ママ、見て!見て!中国人だよ!」と指を差されるのは日常茶飯事でした。

そういえば、田舎育ちのワタクシの子供時代、ある日、小学校の近所に引っ越して来たアメリカ人に感動した友達は、そのアメリカ人にサインを貰って自慢していました。
その感覚を知っているワタクシには、中国人を珍しがる子供の驚きは微笑ましいものでした。 街を歩くと、街じゅう全員と目が合う、つまりみんなが物珍しそうにワタクシを見ている状況を経験するのは少し異様ではありますが、差別とは感じず、有名人の生活ってこんな感じだろうな!とか思ってました。昨今はパキスタン人が急激に増え、差別の対象になっているという話は聞きました。

また別のエピソードを思い出しました。
スペインのオフィスで働いていた時、マノロという同僚が常にワタクシを【ブルース・リー】と呼んでいました。当時、まだ痩せて筋肉もあったワタクシは、なるほど、ブルース・リーか。。。と、ただ気をよくしていました。

ところがある日、テオという別の同僚が突然怒り出しました。
「おいっマノロ!今後2度と彼をそんな差別的に呼ぶのはやめろ!ちゃんと彼の名前を呼べ!!」と発狂したのです。

テオ曰く「マノロはスペインでは被差別人種のジプシー出身なんだ。アイツ、自分が差別されてるからってお前をあぁいう風に差別してるんだ。気にするなよ!」

「いやいや、ブルース・リーめっちゃ格好いいんだけど・・・」と見当違いなことを感じたのを覚えています。

これは、なかなか複雑な話です。もはや、マノロは本当に私を差別しているのか、はたまたテオがマノロを差別してるのか、私の味方という体で、私もろとも深層心理で差別されてるのか、、本当に差別意識を持っているのが誰なのか、、、関係が複雑過ぎます。

そして仲の良いスペイン人達から『ラテン系日本人』と呼ばれていた楽天的なワタクシは、「気にすんなよ!ブルース・リーはアジアで1番格好良い男で、誉め言葉でしかない。 お前たち、外国に行ってジェームス・ディーンって呼ばれたら嬉しくないか? マノロ、お前はデブだから全然ジェームス・ディーンじゃないけど。。。」と言いました。
重い空気の中、マノロとテオの何とも言えない困惑の表情が脳裏に焼き付いています。。。
正直、私はその場を重い空気にしたくなかったので上記のように茶化してお茶を濁しましたが、テオが言いたかったのは、黒人だからマイケルジャクソンと呼ぶ。白人だからデカプリオと呼ぶ。というのは、その対象が格好いいか否かに関わらず、本人のアイデンティティを無視して総称イメージで呼ぶこと自体が侮辱的、差別的だと言いたかったのでしょう。真面目で優しい奴です。

差別とは、言われている本人がそう感じることなのか、本人が感じていなくても差別は存在するのか。。。常に社会に存在する問題として、本当に難しいと改めて感じています。

それにしてもブルー・スリーはいつ見ても格好いいですね!笑

【スタッフ日記】レジン工作

皆様こんにちは、安ちゃんです。
今日は、作るシリーズです!

今回は、プレゼントを作りたいので、久々にレジンでアクセサリーを作ります。

もともとレジン工作は、魚釣りの仕掛けやルアーを作る長年の経験で、お手のもの、腕前は芸術家の域です。笑

まずはプレゼント品をどんなものにしようか。。。と、練習を兼ねてレジンの重ね方や混ぜ方、形、色などを実験的に確かめるために色々と作ってみました。

最初に作るのは、自分用にループタイを作ってみます。ヒモのネクタイみたいなものです。老人用のイメージがありますが、昨今では密かにブーム、Tシャツの上につけてもオシャレです。テーマは琥珀。

レジンを着色しながら、金箔などを飾りに鼈甲や琥珀風のブローチを作ります。ループタイ用の革紐や金属パーツはオンラインで安価で手に入ります。接着なども100円ショップの2液性エポキシで固めるだけ。

黄色、オレンジ、赤、ブラウン、黒を使って何パターンかのレジンを作り、少しずつモールドに流し込んでは塗り重ねて固化し、金箔を内部に閉じ込めて行きます。

金属パーツや革紐はネットで気に入ったモノをバラ売りで集めて自分なりに工夫してエポキシ接着したり、金属の色合いを変えたりします。

ピカピカのメッキはいぶし銀に加工します。

お店で買うパーツはピカピカのメッキがされていましたので、魔法の液体を使ってメッキを少し溶かします。

魔法の液体の名前は『塩化第二鉄溶液』。何でも錆びさせる液体です。ワタクシは普段、この液体をピカピカのギターパーツを少し使い古した感じに加工するエイジドに使っています。

液体に漬ける時間によってメッキの落ち方が異なります。下の写真左側が10秒、右側が30秒です。

さて、さて、最初の作品の出来栄えは。。。

いかがでしょうか?

初めてにしては、中々にプロ級の出来栄えです。

琥珀の中に金箔が浮かぶイメージです。

ほかにもこのパターンを幾つか作ってみました。
どれも美しくて捨てがたいです。。。

 

そしていよいよココからが本番、カフスボタンを作ります。
何をするとどんな風に見えるのか、色々と実験をしてからイメージを膨らませます。
イメージを頭に描いて一つ一つ、呼吸するのも忘れるくらいに集中して色んなパターンを作ります。気づくと沢山のカフス在庫が出来上がりました。。。

着色したり、ラメや金箔を入れたり。。。

非常に残念なのは、、、女性ならば、ピアスやペンダント、ジェルネイルなど色々と美しいものを作り、工作をもっともっと楽しめると思います。

いくら乙女系趣味で女子力が加速しているワタクシでも、さすがにネイルやピアスは本物の女子になってしまうので、まだハードルが高いです。アクセサリーを付けない男性では作るバリエーションがあまり無くて非常に残念です。

レジン遊び、女性に是非お勧めしたい趣味です!

【スタッフ日記】「元気があれば 何でもできる!」

皆様こんにちは、安ちゃんです。

アントニオ猪木さんと言えば、ワタクシの少年時代、みんなのヒーローでした。
小学生のころ、大宮スケートセンターで開催されるプロレス興行に良く行き、大熱狂しました。
その猪木さんがいつも口にされていたセリフ
「元気があれば 何でもできる!」

小学生を過ぎるといつしかプロレス熱も冷め、正直、いままでこのセリフをあまり深く考えたことが無かったのですが、風邪が長引き、はや数週間、全然元気が出ません。始終グッタリしています。

もともとワタクシ、『寝ている時間は死んでる時間と同じ』という考えで、極力寝ないで毎日色々と出来たら満足するタイプです。

しかし最近は。。。「元気が無いと、何もできないんだなぁ」というのを実感しています。気力が沸くには元気が必要なんです。逆に元気があれば何でも出来る気がします。
猪木さんの言う通りです。さすが燃える闘魂

【スタッフ日記】睡眠導入映像

皆様こんにちは、安ちゃんです。

ワタクシ、就寝時に静まり返っていると落ち着かず、全く寝付けないタイプで、必ずテレビで何かしらの映像を流して眠りにつきます。
昔は音楽が心地良い映画『The Godfather』のDVDを毎晩流していました。
この映画で英語を覚えたと言っても過言ではなく、セリフから覚えた英単語や言い回しが沢山あります。そのためカタギがあまり使わない言い回しなどもあって、特殊な英語習得になりました。

最近はYouTubeという便利なツールがあるので、流す動画のバリエーションが増えました。とはいえ、ワタクシが心地良いと感じる幾つかの決まった動画に限られています。

まずは大谷翔平選手の試合があった日に必ず観るのが試合のダイジェスト。普通に楽しんで観ます。これは眠りにつくためではありませんので最後まで観ます。日本人スーパースターの活躍には本当に勇気づけられます。

それを観た後に睡眠へいざなうための流し見動画をご紹介します。

あくまでも寝入りの為に観る前提の動画です。

ジャンルが偏り過ぎてワタクシの変人ぶりが垣間見えてしまうかもしれません。。

【肉磨き】

“肉磨き”という言葉は肉業界の専門用語でしょうか? もはやワタクシには身近な言葉過ぎて当たり前の響きです。

“肉磨き”とは、精肉店や焼肉店の方が、塊肉から脂やスジを取り除いてから店頭に提供するための作業です。
魚は良く捌くワタクシですが、肉磨きの経験はありません。何故なら5キロ10キロの塊肉を入手出来ないからです。しかし、毎晩のイメトレのお陰で、『イチボ』の肉磨き、『三角バラ』の肉磨き、『ハラミ』の肉磨きなど、それぞれのやり方は頭にインプットされていますので、いつでも出来る自信があります。いつか塊肉を磨いてみたいものです。

【日本刀 刀鍛冶】

次は刀鍛冶さんの動画。玉鋼をひたすら「トンテンカン」と鍛錬して刀に仕上げていく工程を観るのが大好きです。たまには、砂鉄から玉鋼を作る工程なども観ます。

ちなみにその延長線上で、包丁鍛冶士の動画になることもあります。
刀づくりは日本の伝統が生んだ芸術です。ワタクシの家族はワタクシが刀のコレクションを始めるのではないかといつも戦々恐々としています。

【アゼルバイジャンのお婆ちゃん】

ワタクシのオススメはコレ! アゼルバイジャンのお爺さんお婆さんが、ひたすら家庭料理を作る過程の動画です。文化の違いを見るのが魅力で、どれもとんでもなく美味しそうに見えるので、色々な関連動画を見ています。
カメラアングル、景色、色合い、音など、全ての要素が引き込まれる不思議な動画で、変にナレーションなど説明は一切ありません。
素材や調理法が日本とは違い過ぎて全く参考にはなりませんが、むしろそこに惹かれます。素朴に自然と共存しつつも贅沢な感じがして憧れを抱く何とも不思議な動画です。
【地下宮殿】

夢のある動画です。東南アジアと思われるジャングルで、男性たちが、森の中で棒を持っておもむろに穴を掘り始め、動画上30分後にはスタイダープール付きの神殿が出来上がります。どこまでヤラセなのか等とは考えてはいけません。この裸足で裸の男性たち、この1つの動画アクセス数だけで9億5千万回。他にも同様の動画が沢山あり、一体どれだけ億万長者なんだろぅ。。。とも考えてはいけません。純粋にテンポよく神殿が出来上がる様子をリラックスして眺めるのが正しい見方です。編集技術、撮影アングル、全てに於いて完璧で、背景にはどういう制作会社が居るんだろう?などと絶対に考えてはいけません、眠れなくなります。
言葉が無くても世界中の視聴者が興味を持つ動画に仕上がっています。

【レナードvsハグラー】

これは興奮して眠れなくなるので週末用の動画。大好きなボクシングの試合です。
ワタクシが1番好きな選手"シュガー レイ レナード"が、今から37年前にマービン・ハグラーと闘った際の映像です。 リアルタイムで観ていたワタクシはこの試合の感動が忘れられず、当時は録画したビデオを文字通り擦り切れるまで観ました。今はYouTubeで簡単に観る事が出来る素晴らしい時代です。
各ラウンドごとに印象的なパンチ、ステップ、連打など好きなシーンが盛り沢山過ぎて、 「4ラウンドもう一度観てみよう!」と、眠るどころかしばしば床から起き出て座り込んで両目を見開いて観てしまいます。

恐らく過去何千回観たかも分からない動画を今も興奮しながら観ることができるこの試合は本当に素晴らしいです。

いかがでしょうか?  なんの関連性もない取っ散らかったワタクシの趣向、寝る前のワタクシの脳の中は、これらの映像でアルファ―波がタップリ出ているに違いありません。

【スタッフ日記】スパイスカレー

みなさまこんにちは、安ちゃんです。

スタッフ日記、『作る』シリーズで何が良いかなぁというところで、今日はスパイスからカレーを作る! をやってみました!!!

ネットで仕入れた俄か知識の分量で、コリアンダーをベースにスパイスを混ぜていきます。

本当は作成工程の写真を何枚も撮って、盛りだくさんの日記になると想定していました。

ところが、、、、

スパイス混ぜたら出来上がってしまいました。

そらゃ美味しかったです。でもあまりにも簡単過ぎました、、、

今回、予想外に簡単に出来てしまったので、また次の『作る』シリーズを考えたいと思います。

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