【スタッフ日記】長芋のひみつ
秋のおいしいものが色々と出回ってきましたね!
先日、長芋をすりおろすのではなく輪切りにして焼いてみたところ
非常においしかったので、この秋は長芋焼く派に転向中のおーちゃんです。
味付けはバター醤油が至高です・・・!
けれども残念なことに、長芋を扱うとすぐ手がかゆくなってしまいます・・・
そこで対策を調べてみました。
長芋や山芋の皮の下には、シュウ酸カルシウムの結晶が多く含まれています。
これらの結晶は針状に尖った形状をしており、皮をむいたりすりおろしたりすると
針状の結晶が皮膚に刺さるのが、かゆみの原因です。
シュウ酸カルシウムの結晶は酸や熱に弱いため、手に酢水やレモン汁をつけてから
調理する、芋を酢水につけるか熱湯をかけてからすりおろすなどの方法が有効です。
それでもかゆくなってしまった場合は、酢水や湯でそっと手を洗うとかゆみが早く
おさまるそうですよ
ちなみに「山芋」とは「ヤマノイモ科」に属する芋類の総称で、
長芋もヤマノイモ科に含まれます。
実は「山芋」という品種は存在せず、いちょう芋やつくね芋といった品種が
「山芋(大和芋)」として市場に出回っているのだそうです。
また、ふだん当たり前のようにすりおろして食べている我々ですが
生のままで食べられる芋は、世界でも珍しいのだとか
芋の主成分であるデンプンを分解するアミラーゼなどの酵素が含まれているため、
そのまま食べても消化が良いのだそうです。
その貴重さに感謝しつつ、この秋もおいしく頂きたいと思います!
(おーちゃん)