【スタッフ日記】伊勢熊野詣に行って来ました。

今日は節分 
毎年、妻に笑われながらも大きな声で「鬼は外っ!!」「福はうちっ!」と、豆撒きだけはシッカリやる安ちゃんです。
しかし近年、年齢の数だけ豆を食べるのが辛くなって来ました。。。
節分といえば、先日、伊勢神宮・熊野三山詣に行って来ました
普段は必ずしも信心深いほうでは無いワタクシですが、伊勢神宮と熊野の荘厳な雰囲気が大好きで、毎年、節分迄に参拝する様にしています。
ワタクシの場合、伊勢神宮と熊野三山にお参りすると「ヨッシャ、また気持ち新たに頑張るぞ!」という気持ちになります。
毎年通っていると、その変化に驚くのですが、この数年で伊勢神宮の雰囲気が激変しています。 近年のパワースポット巡りの流行によって、もの凄い数の参拝者が押し寄せています。 当然、年配の方々に加えて若年の参拝者も激増しています。
昨年の年間参拝者数が860万人。 記録が残る明治28年以降では歴史上最大の参拝者数だそうです。
昨年はウッカリ日曜日に参拝してしまったのですが、それはそれは初詣の様な人出で大変な混雑。アリの行列が通るように名物赤福も完売。行列のあとには何も残らないような大盛況でした。
ご祈祷の神殿上にもバス内の宴会で気持ちよくなってしまった観光客の人達も多くて神殿がお酒臭かったのを覚えています。
参拝者が増える事は神宮にとっては良い事なのだと思いますが、今年は伊勢神宮側でもあまりの混雑に「誰もかれもが神殿に上がれない様にご祈祷の形式を変更した」と仰っており、対応に苦慮されている様でした。
ですので、皆さん、もし伊勢神宮を参拝される事があれば、平日をおススメします。少なくともパワースポット巡りのブームが去るまでは。。。
伊勢神宮とは伊勢にある125の社の総称で、その中心に内宮と外宮があります。 まずは外宮を参拝してから内宮を参拝するのが作法です。

外宮の拝殿。
この奥に本殿がありますが、一般の人は入る事が出来ません。
風になびく白い布越しにチラチラ見える本殿に向かって参拝します。
ワタクシは式年遷宮の寄付をさせて頂いたので、このカーテンの内側に案内して頂き参拝する事が出来ました。

内宮の大鳥居。
ここから長い参道を歩いて向かいます。

平日とはいえ、参拝客は少なくはありません。 若者の姿も多くあります。

「伊勢に七度 熊野に三度 どちらかけても 片詣り」
こんな言葉を教えて貰いました。

そして『再生の地』と呼ばれる熊野へ。
連山というのか、特徴的な熊野の山々は紀伊半島の南に位置しています。
熊野灘の海から昇る朝日。
これが再生の地の由来? 
早起きして拝んで来ました。

那智大社と那智の滝に向かう為、世界遺産熊野古道を登って行きます。
木々の迫力に圧倒されます。

途中、平安時代の正式参拝装束を来た方々とすれ違いました。
まるでタイムスリップをしたかの様な不思議な感じです。

那智の滝にある神社は神殿がありません。
滝そのものがご神体、信仰の対象です。
日本古代の自然信仰の名残ですね。

結果、ワタクシも流行のパワースポット巡りをして来た様な形になりましたが、沢山の英気を養って来る事が出来ました。 これからまた1年間精進します!

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