【スタッフ日記】1番美味しいと思うお刺身は何でしょう?
こんにちは、安ちゃんです。
年末も射程距離に入って来て、私も毎晩毎晩、各所の忘年会に明け暮れる日々を送っていますが、皆さんの肝臓はまだお元気ですか?
ところで、去年取得したポイントは、今年の年末で期限が切れますからお早めにご利用下さい!! 利用先は加盟店検索で探して下さいね!!
さて、今日は前回に続いて釣りのお話をしま~す!
何故かと言いますと、行って来ちゃいました、
魚釣り!!
今年は色々忙しく、家族を顧みたりするとナカナカ海に繰り出す事が出来なかったのですが、ついに我慢も限界に達し、先週末の土曜日、もぉ何も考えずに竿を持って出漁!
っと言う訳で、早朝3時に起床して向かった先は相模湾の平塚港!!
実は到着前から気づいてはいましたが。。。。
強風に加えて土砂降りです・・・
最悪だ。。。家庭を顧みない罰が当たったか。。。
冬の悪天候の海上は、寒い・冷たい・濡れる・揺れる、おまけに魚が釣れないと、一体何をしに来たか分からない程の拷問状態になってしまいます。
せっかく2時間も車を走らせて来たのに、これでは話にならないと、出船を待つ間、真黒な空に向かって『日照り乞い』の念を送る。
『晴れろ~っ!!』
するとどうでしょう、私の気合いと怨念が天に伝わったかの様に、みるみる内に雲は割れ、その間から太陽が顔を出したではありませんかっ!
「凄いぞ俺!!」と、自分の中に秘めたる天地の神をも動かす壮大な力に少しビビりながら乗った船は、お茶目な横顔が魅力のアマダイ狙いの船です。
出船する午前7時には雲は強い風に吹っ飛ばされて、いつのまにか晴天となっていました。そして、海から見る陸地の景色は雄大な富士山の真っ白な姿。
さっきまでの土砂降りが嘘の様です。。。
相模湾から望む富士山は素晴らしく綺麗で、この景色を見ると、「今日はが釣れなくてもこの景色を見ているだけでいいや。」という気分になります。日本人でよかった~~って思う瞬間です。
所で、いつも通り前置きが長くなりましたが、実は、今日はここからが本題
これだけ色々な魚を釣って、食べて来た私が、一番美味しいと思うお刺身は何でしょう??
それはズバリヒメコダイ(通称:アカボラ)というお魚です。
魚屋さんに並ぶ事も少ないので、なにそれ? という方が殆どだと思います。
このヒメコダイ、アマダイを本命として狙っていると、水深80メートルから100メートル付近で釣れてくる、いわゆる外道(ゲドウ)と呼ばれる魚なのですが、私の中では“完全に”本命はアマダイではなくヒメコダイなのです。
ヒメコダイの刺身は何とも言えないコクと、エビの様な深い甘みがあって、刺身自体が味わい深いので、醤油ではなく、塩をほんの少しだけ乗せて食べるのがおススメです!
もし、お寿司屋さんのネタで見かけたら迷わず御注文されることをおススメ致しますよ~!
肝心の釣りの結果は?
そりゃぁ釣り名人ですから、ご覧の通り大漁です(笑)
ウラ本命のヒメコダイもシッカリ釣って来ましたよ!
(ヒメコダイの写り角度が悪くて済みません)
《豆知識》深海の魚はなぜ赤いのカナ?
今回のヒメコダイもそうですが、水深100M以深に生息する金目鯛やオニカサゴなど、深海の魚達は赤やピンクの体色が多いです。
こんな派手な真っ赤っかでは、外敵に対して目立っちゃうじゃない!? と思う所ですが、
これは、海中では光の赤い波長は途中で吸収され、深い海底まで届く事が出来ず、結果、赤い魚は岩の様に真っ黒に見えるという仕組みだそうです。
もっと深くて、光も届かない深海の魚は色さえも無くなってしまします。
世の中不思議と、うまいこと出来てますね~!