【スタッフ日記】休暇の過ごし方

皆様こんにちは、安ちゃんです。
先日、少し遅い夏休みを頂きました。
今年の夏休みは雑用予定が詰まっていたので、大忙しで過ごしましたが、ある日の午後、突然の予定変更でやる事がなくなってしまいました。

はて⁇ どうしたものか…

折角のお休み、何もせずに過ごすなど勿体無いと、捻り出す様にやる事を探しました。

よし!ビジュアルがイマイチ気に入っていないギターの塗装を塗り替えよう!

そうと決まれば即行動!とにかく時間がない!(普通、ギター塗装を半日で塗り替える人など絶対に居ません。)

↓このギター塗装、どうも安っぽくて如何にも新品ピカピカ、塗装塗りたてのクッキリハッキリのビジュアルがどうもシックリ来なくて、あまり手に取る事もなく勿体無いと思っていました。

私の完璧な理想形イメージは↓の様な色です。
これはネットから拝借した画像ですが、1966年製だそうです。


これは約60年の時を経て、紫外線の影響や塗料の経年変化によって、黒色が薄く退色した結果、赤の塗装だけが残った状態です。

恐らくギターを弾かない皆さんには、「何のこっちゃ⁇⁇」だと思いますが、この経年変化した色がヴィンテージ感を醸し出していて堪らず格好良く見える訳です。

早速、パーツを外して塗装を全部剥がしていきます。


今回はサンダーで一気にズル剥け状態にしました。

スミマセン、身体中塗装の粉だらけで必死に作業したもので、その状態の写真を撮り忘れてました。。。

そこからは、ヴィンテージギターの写真を見ながらの塗装作業。

実はワタクシ、この作業が異常に得意で、塗料の調色から、塗装の濃淡など、プロの職人の人からも「どうやって再現してるんですか?」と良く聞かれたりします。隠れた才能かもしれません。

塗装に要した時間、約15分。
着色後、艶消しのクリアラッカーを薄く吹いてすぐに終わります。

↓の写真が完成品です。いかがでしょうか?
理想のビンテージ色に限りなく近い塗装が出来ました!


お気に入りの色に生まれ変わったこのギター、今後は手にする機会が格段に増える事、間違いなしです!

有効な休日の午後を過ごすことが出来て満足です!

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