【スタッフ日記】小鳩
みなさまこんにちは、安ちゃんです。
以前、こちらのスタッフ日記でもご紹介させて頂きましたが、我が家にはキジバトのツガイが住んでいて、まるで家の主のようなリラックスした生活をしています。
そんな彼らが今年も子育てを始めました。鳩は毎年同じ場所で子育てをすると聞いたことがありますが、我が家でも決まって紅葉の木に枝を重ねて子育てを始めます。
いつもは夫婦で日向ぼっこしたりして、のほほ~んと暮らしているのですが、突然忙しく営巣のための巣材の枝を集める係、枝を受け取って巣の形に整える係と役割分担も完璧で働き始めます。枝も、ワタクシから見れば、そぐそこに落ちているもので充分だと思うのですが、わざわざ飛び立っては数軒先の家の庭から枝を咥えて持って帰って来ています。その枝を口づてに奥さんに渡すとすぐに再び数軒先に飛んでいきます。
そんな忙しい生活が始まったかと思うと、やがてそこに卵を産んで暖め始めます。この作業は夫婦で分担している様で、時折入れ替わって食事に出かけている様です。
我家の鳩の場合、入れ替わって数分もするとオスの鳩はすぐに飽きて、我慢しきれずメスを呼ぶために鳴き始めます。メスは比較的辛抱強く、何時間でも卵を温め続けています。母は強し。
分かり難いのですが、ママ鳩の顔が少し見えています。
アップにしてみましょう。
しっかり目が合いますね!
雨の日も。大風の日も。ただただひたすら我慢して濡れながら卵を温め続けます。
気持的には巣の上に傘でもくくりつけてあげたい所ですが、脅かしてはいけないので、毎朝出社前に挨拶だけして見守っています。
産卵から約2週間で孵化します。朝の挨拶時に巣を留守にして夫婦が活発に飛び立つようになるので分かります。
しばらくは見たい気持ちを抑えていたのですが、1週間ほどが過ぎ、赤ちゃんの顔もチラホラと見え始めたので、朝の両親不在のタイミングを狙って巣を覗いて見ました。
いましたいました!2羽いました!枝にカモフラージュしたような羽をしています。
1羽が不法侵入者のワタクシをギロッと睨みをきかせています。
見た目は毛の抜けたお爺ちゃんみたいで全然カワイくありませんが、赤ちゃんというだけでカワイイです。
巣立ちまでは約1ヶ月ですので、まだ暫くはパパとママを頼りに育っていくのでしょう。
そして巣立った後もまた、我家を根城とするキジバトが増えるのでしょうか。。。