【スタッフ日記】塩釜焼
皆様こんにちは、安ちゃんです。
ワタクシ、たまにスーパー買出しの運転手として駆り出されるのですが、そんな時、お魚マニアのワタクシは殆どの時間を鮮魚売場で魚を眺めながら過ごしています。
あまりにも魚を凝視しているワタクシに店員さんが話しかけてくれることもしばしば。。。旬について、産地について、アニサキスなどの寄生虫についてなどなど、店員さんと魚談義で盛り上がります。
先日も鮮魚売場で魚の産地や鮮度をチェックしていると、養殖真鯛のお刺身が目に入りました。半身で¥890。とても美味しそうです。「買おうかなぁ〜」と考えていると、その先に丸々1尾が¥1,000で売ってるではありませんか!!
過去には釣り好きを公言して、魚は自分で釣って食べるもの!と言っていたワタクシも、近年はすっかりスーパーのお魚で一喜一憂しております。
早速持ち帰ったお魚を3枚におろそうかと思いましたが、チョット待った!せっかく1尾丸ごとあるのですから、ワタクシが最も好きな魚料理、『塩釜焼き』を作る事にしました!
その昔、スペインで暮らしていた頃に、友人の御両親が魚好きのワタクシの為に良く作ってくれました。なので作り方はワタクシもエキスパートです!!
それでは行ってみましょう!!
まずは庭から材料を調達。
ローズマリーなどのハーブ🌿を少し準備します。
次に塩。天然塩2キロに対して卵の白身を2個分を入れてよく揉み込みます。綺麗なペースト状になるまで練ります。
あとはレモンをスライス。ここまで出来たらもう完成間近! レモンは皮ごと使いますので防カビ材不使用のものがベターですね!
はやっ!!!
そうです、とっても簡単。
今回はBBQ用のアルミパンの上にセッティングします。
まずは下に充分な塩を敷いて、その上に昆布、ハーブ、レモンの順に配置して、その上に真鯛を置きます。
そしてそのまた上にハーブを乗せて、塩で包んでいきます。おなかの中にはネギのぶつ切りを詰めてあります。このネギが鯛のエキスをまとって美味しく出来上がります。
大体こんな感じでしっかり塩で包みます。
ここでオシャレな方々は、目玉の飾りや鱗の絵を刻んだり、卵の黄身で線を入れたりして魚の形を作るのですが、オシャレに興味のないダサい現実主義者のワタクシには、見た目は味に一切関係ないのでプレーンのままで行かせて頂きます。
慎重に炭の上に乗せて待つ事30分〜40分で出来上がりです!
出来上がると塩釜は卵の白身効果でカッチカチに固まりますので、優しく割る事で魚からペリペリと綺麗に剥がす事が出来ます。
味はもう、、、言葉は要りません。
ジューシーで旨味タップリ!!!塩釜で焼くと、蒸し焼きにされた身が普通に焼くよりも数段ジューシーでとても美味しく出来ます。
いつもの悪い癖で、美味しさに我を忘れて、1番肝心な実際に焼き上がった美味しそうな身の写真を撮る事なく完食してしまいました。
そしてあっと言う間に残骸の山。
『鯛の鯛』もしっかりありました!
イベント性抜群で、とても美味しい塩釜焼き、炭でなくオーブンでも美味しく作る事が出来ますので、是非皆さんもお試し下さい!