【スタッフ日記】冬の海の色
こんにちは。金ちゃんです。
寒いですね。
寒くなると、以前のブログのように
「空気が澄んで」遠くの山がよく見えるようになりますが、
冬は相模湾の海の色も、青く綺麗になります。
これは、冬になると海水温が低くなるため、
プランクトンなどが減る事により、濁りが少なくなる事や、
乾燥した晴天が多くなるため、川から流れる土砂が少なくなること
また、季節風の北風の日が多いので、表層の濁った水が
沖に流され、深層の綺麗な水が上がってくることによるものです。
※夏でも、台風等により、海水がかき回されるときれいになりますが、
基本的には南風の為、表層の濁りの多い水が海岸に流されてくるので
すぐに全体的に濁った感じがします。
一般的な海の色についてですが、基本的に海水は無色透明です。
但し「海底の砂の色」で見た目の色に違いがでます。
例えば、沖縄の海の砂は島によっていろいろあるものの、
多くはサンゴが砕けたものや魚がサンゴを食べて排出したものなど、
主に石灰質のものが多く色が白い為、
青く、エメラルドグリーンのように見えます。
一方、本州の相模湾は火成岩の砕けた黒い砂が川によって流され、
砂鉄の多い砂浜の為、海が黒っぽく見えてしまいます。
※よくみると、水はきれいで海岸より数十メートル沖でも
海底の黒い砂は見えます。
以前と比べると、川に流される排水も改善されているので、
徐々に良くなっている感じはしますが、、
いつまでも綺麗であるといいですね。