【スタッフ日記】美味しいチャーシュー
みなさま明けましておめでとう御座います。
年末の恒例、年賀状書きの苦悩から逃れたいと思いつつ、毎年送って下さる方々への義理を裏切れない。。。。と続けて来たのですが、自分がやめてみたら、あっという間に誰からも届かなくなったという。。自分が送り続けていた為に送って頂いていたことに気づいた安ちゃんです。
お正月休みとはいえ、何もしないでジ〜〜っとしている時間ほど苦痛な事はありません。特に毎年元旦はご近所迷惑になるような音の出る庭作業も出来ず、家の中に監禁されている気分になります。
今年は、そんな退屈な元旦を如何に乗り切るか!という対策として、【美味しいチャーシューを作る】というテーマを準備しておきました。
自分の中で元旦になったらやる作業として準備しておいただけあって、除夜の鐘が鳴る中、日付が変わると突然慌てて大きな豚肉肩ロースを取り出して一心不乱に作業を始めてしまい、家族を驚かせてしまいました。
とはいえ、美味しいチャーシュー作りは下準備から時間が必要です。
まずは漬けダレを作っていきます。
日本酒と味醂、醤油を煮切ります。分量は適当にドボドボと、ほぼ同量。その時に砂糖少々。ニンニク、生姜、長葱、鷹の爪を入れます。出来ればニンニク生姜は叩き潰し、長ネギも手で千切って入れた方が、包丁で鋭利な切口を作るよりも全体からエキスが出る気がします。
煮切り醤油を作る間、タレが沁みやすい様に肉に細かい穴を開けます。私はミートテンダライザーという格好良い名前の器具を使いますが、フォークでブスブスと穴を開けるだけで大丈夫です。
このままでは、フニャ〜っとした肉の塊なので、凧糸でギュッと締めてチャーシューの形にまとめます。
こんな風に編物をしている感じで、肉のはみ出しが無いように良い感じに編んでいきます。
煮切り醤油の粗熱が取れたら真空パック袋にタレと肩ロースを入れ弱真空で一晩漬け込みます。
本当は1日〜2日漬け込むとタレの浸透も良いのですが、そんな悠長なことは言ってられません。
早朝から次の作業にいきます!
低温調理器具で、63℃、4時間設定。
豚肉の殺菌時間と温度については食品衛生法で加熱殺菌基準が定められていますので、そちらを充分に確認してください。豚肉の低温調理の場合は中心温度が63℃で30分以上です。
タンパク質が硬化するのが65℃ですから、硬化しない温度で殺菌するのが肝になります。
4時間経ったら出来上がり!
中心部までしっかり熱が通っているもののジューシーなままです。
そして焼豚の真骨頂、バーナーで焼き色をつけていきます。
今回は、チャーシュー丼で頂きます。料理まで入れると退屈せずに1日の時間を使う事が出来ました!
ウマ〜〜〜〜〜〜い!!
柔らかジューシーで旨味が広がります。
他にも低温調理器を使うととても簡単ジューシーに出来るのが、牛の赤身肉で作るローストビーフです。レア系お肉が好きな方には必須アイテムではないでしょうか?
年始から食事制限ダイエットをするつもりでしたが、早くも1年延期、来年からの目標にしたいと思いま〜す!
ご馳走様でした〜!