【スタッフ日記】アニサキス
みなさまこんにちは、安ちゃんです。
少し前のお話ですが、千葉県民のワタクシは、梅雨になると楽しみなのが「入梅イワシ」です。梅雨の時期、6月から7月に外房で獲れるイワシは、年間を通して一番脂がのっていて美味しい時期、旬な時期となります。
今年も入梅イワシのお刺身を楽しみに買ってまいりました!!
なんと1キロ300円の破格値です!
思わず3キロも買ってしまいましたが、本当は2キロで充分。2キロもあれば、お刺身も煮つけも塩焼きも何でも数日は楽しむことが出来ます。
そのかわり!鮮度良く保つためにはまず内臓を取ってキッチリ処理する事が必須条件になります。
買ってきたら塩分濃度3%に保った氷水でシッカリ冷やし続け、内臓の掃除なども氷水に手を突っ込んで、0度よりも低い塩水の冷たさに『ヒ~!!!!ヒ~~!!!!』と悶絶しながら、イワシの鮮度を落とさずに処理をする必要があります。
今回は3キロ。。。これをやりました。
ところが!!!!! 今年は非常に残念なことがあります。
寄生虫、『アニサキス』が、今年は特に魚に多く寄生しているとの情報です。
アニサキスは、天然物のサバや鮭には当たり前の様に寄生していますが、ワタクシの経験ではイワシは大丈夫。。。。という固定観念がありました。
しかし、今回のイワシ、捌いていると出て来る出て来る。。。2センチほどのアニサキスが小さなイワシの体にシッカリと寄生していました。アニサキスは直径1.5ミリほどに丸くなって寄生していました。目視するのがやっとです。
ワタクシの様に2回もアニサキスが胃の中で大暴れして、胃壁に噛み付かれた経験のある人は少ないと思いますので、よほど目を皿の様にして注意していないと気付かない面倒な敵です。
半透明ですので、尚更見つけにくいですね。
写真は拡大したものです。爪楊枝で引き上げたアニサキスさんです。
ワタクシ、魚を食べるたびにアニサキスを見つけ過ぎてマヒしていますが、初めてご覧になる方にとっては気持ち悪い画像かもしれませんね。。。ごめんなさい。
でも、お魚好きな方には知っておいて頂きたい姿です。これを食べてしまうと、ひどい目にあいます。特に大発生している今年は注意が必要です。皆様も新鮮な生魚を召し上がる際には、アニサキスにご注意ください!!