【スタッフ日記】続・魚祭り
前回、市場でイワシの箱買いを敢行したところ、魚屋のおじさまが隠し玉を投入してきました。何やら灰色の液体のようなものがいっぱいに詰まったビニール袋を奥から出して来て、「これ食べる?500円だよ!!」と煽ってきます。受けて立った後に中身を聞いてみると、なんと生しらすでした。生のものは、港町の食堂でしか食べたことがありません・・・!
その日のうちに生で、食べきれない分は釜揚げしらすにしてみました(作り方を検索して作ってみると、簡単であっという間にできました)。生しらすは、生臭さなどはまったくなく、口にするとむしろいい香りが鼻腔に抜けてきて感動しました・・・。釜揚げのほうはふわふわで、何にかけてもおいしく、その後数日間少しずつ(一気に食べるともったいなくて)楽しみました。
奥にちらっと見えるのが釜揚げバージョンです。この日はオンザ冷奴にしました。
市場のほかの店では、魚を買って中でお会計を待っていると、店内の別のおじさまがなぜか立派な大根を持ってきて、「これ食べる?」と丸ごと1本おまけしてくれ、さらに「これもいる??」と、きゅうりとトマトまでサービスしてくれました。魚屋なのに・・・!いま野菜高くて大変なのに・・・!!というわけで本当にありがたく頂戴しました。新鮮で味が濃く、とてもおいしかったです。
その後、ひととおり買い終えてから市場の食堂で朝ごはんを食べて、家に帰ってきてもまだ午前中の早い時間という、朝活した感も満喫できました。そして昔、家族と商店街へ買い物に行くと、よくお店の人とこういうやりとりがあったなあ・・・と懐かしい気持ちになりました。色々楽しめる朝の市場、また近いうちに行ってみたいと思います。